口臭の80%は、口の中でにおいの素がつくられます。
胃や内臓が悪い人には、独特な口臭があります。
でも、ツバの出の多い人にはそれが比較的少ないのです。
口で発生する口臭の素は、メチルメルカプタンという物質。
これは、温泉の元になっているイオウの化合物で、食べカスや歯垢が作用してできます。
だから口の中を不潔にしておくと、それだけこの何とかプタンの発生量が多くなって、口臭が強くなるわけ。
そこで、ツバはそれを抑える働きをしてくれているのです。
朝起きた時に口臭があるのは、眠っている間に何とかプタンの発生量が増えるからです。
というのも、眠っている間はたいしてツバが出ませんので、何とかプタンを抑えきれないのです。
じゃあどうしたらいいかという話になりますが、口の中を常に清潔に保ちましょうという話になります。
特に寝る前はブラッシングに歯間ブラシ、そして糸ようじ。
ゴミの吹きだまりの場所をテッテイ的に磨く。
どこの歯医者さんに言ってもそう言われます。
日常では、清潔に保つのに加えてしっかり咬んで、ツバをジョボジョボ出して下さい。