中国共産党が中華人民共和国をつくった。
【続きです】
で、何が起きたかと言うと、共産党軍ズ
ルいですね。1945年8月に日本軍が連合
軍に負けて、ポツダム宣言を受託しまし
た。そしたら中国は日本と戦う必要がな
くなりますよね。国民党・共産党合体の
イミないんですよ。
日本は連合軍に負けポツダム宣言を受け入れた
さんざん国民党から武器・弾薬を貰って
ね、いい思いした共産党ですけど、もう
組む必要がないと。日本が居なくなった
後、誰が敵かと言うと、国民党が敵なわ
けですよ。武器・弾薬を貰ったまま、も
う国境統一戦線のイミないから、中国共
産党と国民党が戦い始めるんですよ。
日本軍が居なくなったので、中国共産党軍が国民党軍を敵と見なした。
何か、もう三国志の話と一緒。共産党は
武器・弾薬をごっそり貰い、ゲリラ戦ず
っと展開していたから、そのへんの戦い
は慣れたもの。国民党にとっては今まで
一緒に戦っていた仲間がいきなり、自分
たちを攻めて来たわけですよ。国民党は
ビックリしますわな。で、中国大陸は内
乱状態。国民党VS中国共産党です。
中国共産党軍は国民党軍から貰った武器・弾薬で国民党軍と戦った。つまり恩を仇で返した。
もう日本はいなくなりました。ゲリラ戦
に手馴れた共産党軍はそこそこ成果を上
げるんですよ。で、中国共産党軍は国民
党軍を台湾まで追い詰めて、まあそこか
ら先へは渡りませんでしたけどね。結局
そこで停戦しました。
蔣介石の国民党軍は台湾まで逃げ、中華民国を建国した。
中国共産党軍はウイグル自治区に『国民
党軍がいるので君たちを国民党軍から解
放してあげる』と言って、ウイグルに侵
攻して行った。
チベットなんか完全な独立国で国民党軍
が入ってなかったのに『国民党軍が来る
かもしれないので解放してあげる』とい
う理由でチベット侵攻。
中国共産党軍はチベット・ウイグルに侵攻した
内モンゴル自治区って、結構大きな自治
区があるんですが、あれなんて、ソ連と
密談して、『モンゴルはソ連の方で独立
に導いて下さい。内モンゴル自治区はう
ち(中国)の方で面倒をみますから』と言
って、内モンゴルを中国の方に持ってい
っちゃった。
ウイグル・チベット・内モンゴルを支配下に置いて、毛沢東は1949年に中華人民共和国を建国した。
こうやって1949年に中国共産党が中華
人民共和国をつくったわけですが、気が
ついたら、ウイグルもチベットも朝鮮も
取ってるわで、大中国帝国が出来上がっ
ちゃったんですよ。ウイグルとチベット
の２つを足すと中国の面積の3分の1なん
ですよ。
山賊みたいな中国共産党軍の毛沢東が殺し合いで国民党軍を台湾まで追い出し、チベット・内モンゴル・ウイグルを含めた中華人民共和国を1949年に建国したんですよ。
だから、『中国のでき方』ってのは、武器
・弾薬を持った山賊みたいな中国共産党
が国民党に対し恩を仇で返し、台湾まで
追い詰めて、居なくなったところに中華
人民共和国をつくったんですよ。
おしまい。