エレベーターのコントロールセンタージャポン・エレベーター・サービス(仮名)の営業マンと話す機会がありました。
そこの社長さん、技術者出身で、会社立ち上げの頃は午前中営業して午後保守点検の仕事をしていた。
東京に拠点をおいて、小さく仕事をしていた。
名古屋に仕事があれば営業所をおいて小さく仕事をし、札幌に仕事の需要があればまたそこに営業所をおいて、身の丈にあった規模で仕事をする。
だから一気に支店はおかない。超高層のエレベーターにも手を出さない。
大切にするのは既存のお客様。
お蔭様でじわじわとお客様が増えだしたという。
その利益で少しずつ技術を取り入れ、勉強する。技術スタッフの教育・研修も考えるようになった。
決してイケイケドンドンではない。
商売の世界にはバケツ理論というのがありマス。
穴のあいたバケツに水をいっぱいにするにはどうしたらいいか?① 水を大量に注ぐ。少々漏れていても気にしない。つまり、イケイケドンドン。
② バケツの穴をしっかりふさいで水を少しずつ注いで溜める。
この会社は、バケツの穴をふさぎました。そしてお客さんを減らさないように満足を与え続けました。
そうやって少しずつ顧客を増やしていったのです。
目からウロコが落ちマシタ。