映画「雨月物語」主演 京マチ子上田秋成の「雨月物語」という映画があります。
主演の京マチ子さん、とてもきれいでした。
ところで、上田秋成は江戸時代の人。
雨月物語は戦国時代頃のお話で、それも、怨霊が出てくるこわ~いお話です。
ところで昔の貴族の若い女性は、みんな色が白くてふっくらしています。
平安美人と呼ばれている人はみんなそんな感じ。
平安時代の仏教は貴族階級に広く受け入れられてて、その思想の一つに、「あからさまな食欲は脱却すべきである」という教えがあります。
だから食器は豪華なんだけど、栄養の偏った貧しい食事内容。
歴史家に言わせると、絵巻物に描かれている色白のふっくらは、栄養とりすぎのふっくらじゃなくて、栄養失調でカラダが腫れてむくんでいるふっくらだとか。
まぁ当然、平均寿命は短く、女性は28歳で男性は35歳。
みんな、若死に。
死因の多くが栄養失調が原因の結核、脚気。
やはり病的な色白美人よりも、健康的な小麦肌の方がイイ。