あきびんごさんって方がいます。
生まれが備後(びんご)で、育ちが安芸(あき)だから、”あきびんご”。
絵本作家です。
あきびんごさん、親のことをこんな風に言っておりました。
「自分のことは棚に上げておいて、子どもだけはよくしようとしても、そうはいきません。子どもにだけ勉強させて、子どもだけ賢くしようとしてもできないのです。
その逆に、親が勉強して親が賢くなろうとすれば、子どもはそれをまねて親以上に勉強して、親以上に賢くなり、一石二鳥です。
親は学びの旬を過ぎているので、十の努力をしても身につくのは2つか3つ。子どもの頭ん中は旬なので、残りの8くらいは身につきます。
子どもをよくしたいなら、自分をよくしましょう。
くよくよしたり、あきらめたり、愚痴を言っても何一つよいことはありません」なるほどなぁと思いました。