若い人は知らないと思いますが、昔、俳優の長谷川一夫さんという方がいて、「顔が歩いている」と言われるほど顔がデカかった。
時代劇なんかでは着物姿に大きな面構えが似合っていました。
でもみんな洋服を着るようになってからは、小顔が好まれるようになりました。
確かに体格に比べて顔が小さい欧米人向きの洋服は、小顔の方が見栄えがします。
顔のサイズを変えるのなんて無理だと思っていたら、インターネット上で、頭蓋骨のゆがみやずれを矯正して顔を小さくします、ってのがありました。
でもそんなのは無理な話で、成人の頭の骨は下あご以外、手で動かせません。
最近の子供は軟らかい食べ物を食べているせいか、下あごの骨が細くなってきました。
それで歯が並ばないもんだから、歯並びが悪くなる子が増えています。
肩身の狭い大きな顔も、食べ物をかみ砕く上では有利なのデス。