まったく歯科のブログとは程遠い内容で申し訳ないのですが、ワタクシずっと勘違いしていました。
「サボテンは水が嫌い」だと。
アメリカの砂漠でニョキッと生えているあの、サボテン。
まず幹を縦に走るヒダが目につきます。
太陽の反対側は日が当たらないのでいいのですが、日のあたる側もこのヒダで小さな陰ができる。
そして直射日光をやわらげる。
幹の表面は肉厚の皮で覆われ、葉っぱがなく針だけなので、内部の水分は逃げません。
針は動物に食べられるのを防いでいるだけじゃなくて、日差しを散乱させ表面温度の上昇を防いでいます。
針を除くと表面温度が10度上がるようです。
そして極めつけが、サボテンの針。
コレ、空気中の水蒸気を先っぽに吸着するのでわずかな湿りでも取り込める。
砂漠育ちなのでサボテンは水が嫌いだと思われているようですが、実は逆。
水が大好きなのでした。
生き残る場所を砂漠の中に選んだのデス。