まるやまファミリー歯科にはイスがたくさんあると思っていましたが、この前数えてみたら、”23コ”もありました。
こんなに揃えたっけ?その中でワタクシが一番好きなのは、いちばん奥の診療代の前にある椅子。
手荷物を置く、アノ椅子です。
トーネットの14番の椅子です。
これは名作中の名作。
この椅子、ドイツの職人、ミハエル・トーネットさんが150年前に試行錯誤を繰り返して14番目のモデルにしてやっと実現したもの。
それが、トーネットの14番のイス。
まぁ、14という数字はトーネットさんが曲げ木椅子に注いだ情熱の数。
この椅子、トーネット社のポーランド工場で作られました。
でも残念なことにEU統合による東欧人の人件費高騰のため、手作業中心だったこのイスの生産が中止に。
このイスはきっと100年後のアンティークになるはずです。
まるやまファミリー歯科で役割を終えた後、このイスはいったい誰の手に渡るのでしょう?