患者さんの歯のブラッシングを見ていると、大まかなところはイイんですが、細かいところが「チョット!」というのがよくあります。
ブラッシングの目的ってのは、まぁ簡単に言えば、バイ菌とかバイ菌になりそうなものをできる前に取ってやろうというもの。
実際見ていると、いいところまでいくんだけど最後の詰めが、チョットあまい。
その”チョット”ってのは、実は毛先が歯ぐきの奥まで届いていないことなんです。
日本語で”チョット”というと、なんとなく「もう少し」かと思われますが、例えば「あの、チョット相談があるんですが・・・」と言われた時の”チョット”って、とても重いことが多い。
歯ぐきの淵が赤っぽかったら、ちゃんと毛先をあてると大量に血が出ます。
血が出なかったら、「チョット!」当て方が悪いんです。