ロシアをヨーロッパ列強の一員にした初代ロシア皇帝で、ピョートル大帝って方がいました。
その人の話です。
サンクトペテルブルクの博物館に、真っ白い歯のコレクションがあります。
これは、ピョートル大帝の趣味。
当時自分が身につけていた歯医者の技術で、家臣のムシ歯を抜いて治してあげていたそうです。
しかも抜いた歯をコレクションにしていた。
しかし、コレどう見たってムシ歯じゃない。
ここに恐ろしい真実がありました。
身長213cmの大男の大帝は、反抗的な家臣がいるとムシ歯治療と称して健康な歯を無理やり引き抜くのです。
家臣はその痛さに恐怖し、命令に従ったそうです。
いや、過去に引っこ抜いた健康な歯の山を見せるだけで家臣は震えおののき、大帝の命令にノーと言えなかったのでした。