
肛門の誕生には、壮大な進化があったよ
うです。実は初期の生命は肛門を持って
なかったと言うんです。例えば、イソギ
ンチャクの仲間のヒドラ。筒のような構
造をしており、ほぼ腸だけの生き物。肛
門は持っていない。

ヒドラはほぼ腸だけの生き物で、肛門は持っていない
このヒドラはミジンコが大好物で、長い
触手で捉えて食べた後、そのフンをどう
するのかと言うと、口から豪快に『バッ
!』と吐き出すんです。このように肛門
を持たない生物は口から食べて、口から
出していたんですよ。その後、私たちの
祖先は進化の過程で肛門を手に入れまし
たが、どのようにして手に入れたのかは
分かってなかったんです。

ヒドラは口から食べて、フンをその口から豪快に「バッ!」と吐き出すんです
ところが、2025年ベルギーで『肛門の
できた過程』の論文が発表されました。
それによれば、かつての生物は口と腸だ
けを持っていました。この生物はカラダ
の後方に生殖器があり、そこに精子を放
出する出口があった。

精子のでる出口と腸の橋が繋がった
この精子を出す出口と腸をまるでトンネ
ルを開通するかのように接続していたこ
とが、イデン子から分かったんです。こ
うして、初めて肛門を持つ生物が誕生し
たと言うんです。