⑤勉強は、世界の見え方を変える『魔法のレンズ』(前半)

今見ている世界がすべてだと思っていま
せんか?ワタクシ昔々、実家にいた頃、
『退屈じゃのう!』と思っていました。
毎日、何も変わらない。でも、これが自
分に与えられた世界なんだ!と思ってい
ました。でも、本当の世界は思っている
よりもずっと広いんです。ただ、その広
さは知識というライトがないと照らせな
いんですよ。

例えば、星座。子供の頃は、田舎なもん
ですから、冬の星座、夏の星座、すべて
見えました。3階建て以上の建物はほと
んどありませんでしたからねえ。都会み
たいに夜も明るくないし。

星座や神話を知らない人にとっては星座
は夜空に光るただの明るい点。でも星座
や神話を知ると、そんな星座が壮大な物
語になるんです。
例えば、今は冬だから夜空で一番目立つ
のが三ツ星が並んだオリオン座。ベテル
ギウスとかリゲルとか三ツ星のあるあの
星座です。

冬に見えるオリオン座

冬のオリオン座(ベテルギウス、リゲルが有名)

狩りの名手オリオンはどんな野獣でも倒
すほど強くて、『この世にオレより強い
ものはいない!ガハハ!』なんて言っ
ちゃう。それに起こった大地の女神ガイ
アがサソリを送り込んで、サソリの毒針
によって、オリオンは倒れてしまう。そ
の姿を憐れんだゼウスがオリオンを星座
にしたと言われています。

夏に見えるサソリ座

ここで面白いのが、神話と理科がつなが
るところ。オリオン座は冬。サソリ座は
夏に見えるので、夜空に絶対に出会わな
い。これは地球の公転で星座が見える季
節が変わるから。まるで、神話の
『追うサソリ』『逃げるオリオン』が本
当に夜空で出会わないように配置されて
いるのが、理科を勉強するとワカル。

冬のオリオン座と夏のサソリ座は絶対に出会わない

そして、理科を勉強すると、知識も増え
て、星座を眺めるのが面白くなる。夜空
に光る点が物語になるんですよ。

      【続く】

ブログ一覧