2026年 2月 の投稿一覧

③田中角栄・『義理と人情でカネは生きる』

カネそのものには命はねえ。使う人間の
心が通ってはじめて、『生きたカネ』に
なるんだ。オレはな、昔雪深い村で育っ
た。冬になると、みんな貧しくてな、カ
ネの代わりに義理で助けあってた。コメ
を分ける。薪を貸す。味噌を少しやる。
それが当たり前だった。

だからこそ、誰かが困った時に、『恩返
し』って言葉が生きていた。都会に出て
来て思った。みんなカネがあるのに心が
冷たい。カネを払っているんだから当然
だろう。そういう空気がドンドン人を離
して行く。

義理も人情もないカネはただの金属だ。
人のぬくもりがねえ。『お前の苦労を知
っている。だから応援する。』その一言
を添えるだけで、カネは何倍もの価値を
持つ。

冷たいカネは人を切る。温かいカネは人
を結ぶ。

『何で、オレだけ行かなきゃならねえんだよ!?』

昨日の朝は猛吹雪でした。風も雪も凶器
のようにワレワレに襲い掛かって来ます
。まるやまファミリー歯科に歩いて通勤
中、向こうから小学校に向かって来る子
供たちは目の前に来た途端、反転して帰
って行きます。

猛吹雪が小学生に襲い掛かる

『何だ!?』と思っていたところ、どう
やら小学生に先程、休校との連絡が入っ
たらしく、子供たちは嬉しそうに自分の
家に戻って行きます。『ラッキー!今日、
家で何して遊ぼうか?』

『小学校が休校だ、ラッキー!今日何して遊ぼうか?』

小・中・高校生、3人の子育て奮闘中の
うちのスタッフが朝出勤して来て、
『今朝の雪、大変でしたね!』と言う。
『そうだね、今日は朝から猛吹雪で大変
だワ!大丈夫だった?』と言うと、
『大丈夫でした。でも先生、先ほど連絡
があって、小学校と高校はこの猛吹雪で
休校になったんです。中学校からは、時
間を少し繰り下げて、登校して下さいと
の連絡がありました。』と教えてくれた。

高校生(長男)・小学生(妹)・中学生(次男)

中学生の次男は『何でオレだけ行かなき
ゃいけねえんだよ!』と不満たらたらだ
ったとか。小学校、高校が学校休みで、
中学のオレだけが行かなくちゃいけない
なんて不公平だ、とブツブツ言いながら
登校したそうです。

『何で、中学生のオレだけが学校に行かなきゃならねぇんだよう!不公平だ!』

次男は猛吹雪にも負けず、中学校の校門を目指して突き進んだ。

まあ、よくある幸せな光景ですワ。3人
兄弟がいると、こんな微笑ましい物語が
たくさん生まれて来るんですね。
子供が3人いると、何も教えなくても競
争が始まるんですよ。お母さんにはヒザ
が2つしかないでしょう。だれか1人
だけお母さんのヒザが取れないんです。

子供が3人いてもお母さんにはヒザが2つしかないので、競争が始まる。

②田中角栄・『カネの匂いよりも、人の匂いを信じろ』

カネの匂いに釣られて動くヤツは多い。
儲け話だ!投資だ、副業だ、って言葉に
飛びつく。だがな、オレは昔から『カネ
の匂い』よりも『人の匂い』を嗅ぐよう
にしていた。

商売も政治も最後は人だ。どんなに儲か
る話でも、『コイツは信用できねえな』
と思ったら、一歩引いた。逆に損するか
もしれねえと思っても『コイツは筋が
通っている』と感じたら命を預けた。人
情あるヤツは失敗しても逃げねえ。一緒
に責任を取る。

だがな、損得だけで動くヤツはな、風向
きが変われば、すぐにいなくなる。そん
なヤツに背中は預けられねえ。

カネの匂いは派手で強い。だがな、人の
匂いは静かで深い。それを感じ取れるよ
うになるまで、オレはずいぶん時間がか
かった。でもな、その感覚を掴んでから
、オレの人生は大きく変わったんだよ。

C国に対する最新式取扱説明書(前半)

C国

C国は無視できない国なんです。何でか
と言うとでっかいから。1つ間違える
と日本は呑み込まれてしまう。シッポを
振って近すぎてもダメ。呑み込まれず、
遠ざかりすぎていがみ合っても困っちゃ
う。その間合いの難しいのがC国。C国
との関係を間違うと死活問題です。

A国

今のC国は弱っちいですよ。将来、わず
か15年、20年先にはC国軍の実力はA国
軍の実力を抜く可能性が高いんです。
そうなったら、C国とやっても日本は負
けます。C国は何でも大きいから無視出
来ないんですよ。だから日C問題は重要
です。C国は近所付き合い程度が一番イ
イんですよ。

例えば、『天才バカボン』的に言えば
C国には
『どうも、どちらへお出かけですか?』

『おでかけですか?』

そうすると
『ええ、ちょっとそこまで。』
って言うんですよ。

『ええ、ちょっとそこまで!』

『ああそうですか、じゃあ気をつけて
どうぞ!』

『ああそうですか?気をつけてどうぞ!』

って言うんです。この会話、何の中身も
ない会話なんです。
『お出かけですか?』
当たり前だろう。出て行ってんだから
お出かけに決まってんだろ!
『どちらまで?』
あんまり細かく答えられても、向こうだ
って困ります。

あんまり詳しく答えられても、向こうだって困ります。

『ちょっと、近所のまるやまファミリー
歯科さんまで行って、右から2番目の詰
め物を詰め直してもらうんですけど』
とか言われたら、そこまで言わなくって
いいよ、って話ですから。どうでもいい
話ですね。

『近所のまるやまファミリー歯科で詰め物を』

だから、聞いている人も聞きたくって聞
いてんじゃないって分かっているから適
当にあしらえればいいんです。そこで
『ちょっとそこまで』
って言うんですよ。そうしたら
『ああそうですか?』
と何か理解したような雰囲気になる。
『それじゃあ気をつけてね。』

『それじゃあ、気をつけてね!』

というね、そういう言葉の往復をすると
何となく仲のいい、あそこの奥さんとは
すごく仲がイイみたいな空気になるじゃ
ないですか。この程度ですよ。C国との
お付き合いはね。

       【続く】

 

微生物のクリストリジウムはガン細胞を破壊する?

土の中で暮らすクロストリジウム

地球が出来て46億年経ちますが、微生
物の歴史も40億年あるらしい。その
微生物の中に本来は土の中で暮らして
いるクロストリジウムというヤツがい
て、酸素が大嫌いで、土の中の脂肪を
分解してエネルギーにしていました。
その際発する酵素にガン細胞を破壊す
る力があることがわかって来たんです。

苦手な酸素があるので鎧を着る

まず、クロストリジウムを血管の中に送
り込む。そこには苦手な酸素がタップリ
ですが、クロストリジウムはヨロイのよ
うな硬い膜をまとい、見事に酸素を防ぐ
。そして酸素が少ないガン細胞にたどり
着くと、まず変身。ヨロイを脱ぎます。
そして本来の姿に戻る。

ガン細胞の所に着くとヨロイを脱ぐ

さらに、そこでドンドン増殖して分裂し
て繁栄。ガン細胞の中では酸素が少なく
、クロストリジウムはそこだけで生きて
いける。

ここで、今度はクロストリジウムが出す
酵素の出番。ガン細胞の中の栄養分を
エネルギーにするために細胞を破壊し
始める。実際、ヒトで臨床試験をしたら
ガン細胞が小さくなった。

ガン細胞を破壊し始めた(オガワメモ)

従来のガン治療では効果がない患者さん
他に選択肢のない患者さんを助けること
ができるかもしれません。で、他にも
ガンを退治できるかもしれない微生物の
候補が数種類あって、それが、サルモネ
ラ菌、リステリア菌とも言われています。

ここからがワタクシの妄想です。ワレラ
が歯周病菌は酸素がない所で力を発揮す
るのですが、血液の中へ入っても、残念
ながら身に着けるヨロイを持っておりま
せんので、ガン細胞の所へ着く前に、酸
素に攻撃されて死んじゃう。

もし、歯周病菌が血液中でヨロイを身に
着ける能力を持ったならば、ガン細胞を
破壊できるかもしれません。何たって、
歯周病菌は酸素がいない所で力を発揮す
る生き物ですから。
と、まあ、そんな寝言みたいなコトを考
えています。

誰か、研究してくれないかなあ。

 

 

『人生の地図』が書き換えられた瞬間(後半)

 

     【続きです】

そういうことが出来るヤツって、自分と
は別世界の、カンキョウにも才能にも恵
まれた、ごく一部の特別な人間だって心
のどこかで思っていたんです。親にもそ
う言われて育って来たってのもあります
が。

エリート

なのに同じクラスの友達がフツーに何で
もないことのように言ってて、それを聞
いた時、今まで生きてる中で培われて来
た意識の違いみたいなものに、絶望的な
気持ちになったんです。でも、よく考え
てみたら、今は自分も同じ土俵にいるじ
ゃんと気がついて、正直超キツイけど、
オレにも選択肢があるじゃんという事が
ワカって、のび太は出木杉君を通して急
に東大が身近な存在になったんですよ。

出木杉君を通して、のび太は急に東大が身近な存在になった

先を行く出木杉君が別世界の人間なら気
ずかずに済んだのに、同じ世界にいるこ
とで気ずいてしまったんですよ。
『そもそもやれない』から『やれるのに
やらない』に考え方が変わってしまった
んですよ。選択肢が増えたということは
『人生の地図』が書き換えられた瞬間と
も言えるんじゃないかな。

出木杉君が同じ世界にいることで、のび太は自分でも東大を目指すことができることに気ずいた。

確かに知らない世界を目標にするのは難
しいかもしれません。人はフツー見たこ
とのない線を越えようとは思いません。
それは怠けとか才能の差ではなくて、只
のび太の地図には載っていなかったから
。でも彼はそれを体験として知ってしま
った。同じ教室に別の世界を生きている
人間がいるということをね。だから苦し
いし、痛いし、劣等感や焦りを感じる。

今までの、のび太の『人生の地図』には出木杉君の目指している世界は載っていなかったが、出木杉君と付き合うようになって、そういう世界が身近にあるということ、自分でもチャレンジできるということを知ってしまった。

でもその痛みと引き換えに、世界の解像
度が一段上がったんですよ。そして彼は
新しい選択肢を選んだのです。既存の選
択肢を選ぶのも新たな選択肢を選ぶのも
、どっちがイイというわけではありませ
ん。

壁を登ると、そこには意識の高い人の集まる風景や見たことのない世界が広がっていた。

でも一つわかったことがあります。それ
は『そういう人間がいる』『そういう生
き方がある』出木杉君が目指している大
学のように、意識の高い人達の集まる場
所が、見たことのない世界や壁の向こう
の世界に連れて行ってくれるかもしれな
いってことをね。

       おしまい

 

『人生の地図』が書き換えられた瞬間(前半)

超進学校の出木杉君とフツーの進学校ののび太

この話は普通の進学校の生徒が、超進学
校の生徒にたまたま触れる機会があり、
頭の中の考え方が180度変わったという
話です。男の子には2,3日で別の人間に
生まれ変わることがあるんですよ。何か
日常にないものに触れた時にね。ワタク
シも高校を卒業して予備校に入った時、
まったく同じような体験をしました。日
常では見ることのないであろう別世界を
見てしまったんですよ。現役だったら見
ることのなかったであろう風景を。まあ
似たような話です。では始めます。GO!

土御門進学塾

土御門(つちみかど)進学塾には時々、本
来なら交わらなかったハズの世界にいる
子が、同じ席に座る瞬間があります。の
び太は普通の進学校に通う高校2年生。
特別できるワケでもありませんが、成績
は上位をキープしています。一方、出木
杉君はいわゆる『超進学校』の生徒。周
囲には東大や医学部を当たり前のように
口にする仲間たちがいる。そんな世界で
育って来た。

超進学校

そんな二人が同じクラスになったのは、
高2の春。のび太が新学年最初の実力テ
ストで、たまたま過去最高の成績を採っ
たことがきっかけだった。そのたまたま
の結果が彼を別世界の入り口へと押し上
げてくれたんですよ。

(のび太)
『えっ?もう数Ⅲやってんの?』

『えっ?もう数Ⅲやってんの?』

(出木杉君)
『うん、マジでしんどいわ!
のび太はまだやってないの?』

数Ⅲなんて当然学校でやってないし、そ
れにまだ高2の夏だぞ!

(出木杉君)
『東大に行きたいんだ!だから早く
数Ⅲを仕上げたいんだ!』

『東大へ行きたいんだ。だから』早く数Ⅲを仕上げたいんだ!』

出木杉君との前提意識の違いに正直驚い
た。出木杉君にとって数Ⅲやるのも東大
目指すのも全部普通で当たり前のこと。

(のび太)
『でも何で東大に行きたいの?』

(出木杉君)
『オレ、アップル社の製品開発部に入り
たいんだよね。』

(のび太)
『そうなんだ。デカい夢!』

(出木杉君)
『えっ?フツーの夢じゃないの?』

こんなヤツがオレと同じクラスに、それ
も目の前にいることに驚いた。オレが考
えもしなかった選択肢を出木杉君はフツ
ーに持っている。衝撃的だった。

ボクの父は言ってた。『地元の国立大学
を出て、県の庁舎にでも務めることがで
きれば、将来安泰だぞ!』ボクの父は高
卒で地元の中小企業に勤めている。

『県庁はいいぞ!将来、食いっぱいぐれがないしな!』

自分は高卒で苦労したから、オレには世
間的な体裁もよく、安定した公務員がい
いと言う。少なくとも父はそう思ってい
る。ぜひ公務員になって欲しいと。

道庁(他県では県庁)

世間的にも体裁良く安定している公務員

オレの選択肢にはアップル社なんて1ミリ
もなかった。出木杉君の父親がマイクロ
ソフト社に勤めているなんてことは父に
は伏せておいた。やっぱり違うんだなあ
考え方が。

うちの親は『県庁はいいぞ!安定してい
るし、食いっぱぐれもないし。公務員な
ら結婚してもいろいろ安心だしな。その
うち県の議員にでもなれるんじゃねえか
?』と冗談めいて言うが、父の中ではそ
れが大きな夢だった。

ニューヨーク市にあるアップル社

でも、その『届きそうな高さの言葉』は
優しさでもあり、正しさでもある一方、
ワタシには『静かに世界を閉じる言葉』
に聞こえたんですよ。

父の言葉はワタシには『静かに世界を閉じる言葉』に聞こえた

        【続く】

 

鉄はゆっくり燃やしてくれるのです

ホタルの光は鉄を使っている

『鉄があると、ゆっくりカラダの中で燃
焼できます。』って言う話があります。
どうして?と思うわけですが。例えばガ
ソリンは燃焼します。火がバァーと出る
。あの時、急速に反応が起きています。
一番出てくるヤツは何かというと、熱。
これをカラダの中で同じように燃やして
しまえば、カラダ中、熱くなり、死んじ
ゃいます。で、実はそこに鉄があると、
電子を受け取り、燃やすための酸素に
1個ずつ順々に渡して行く。鉄は電子を
受け渡す力があるんです。で、ゆっくり
、ゆっくり進めることで、熱を出さずに
エネルギーをたくさん作るコトができる
。だから、変換効率がイイ。
ホタルの光は明るいけど冷たい。アレっ
て熱の変換効率がイイ。上手に鉄を使っ
て、熱を出さずに光だけを出している。

LED電球

LED電球ってあるじゃないですか。あれ
もあまり熱くない。昔の白熱電球って
火事になるんじゃないかと思う程、熱か
った。これをカラダに置き換えてみると
脂肪を燃やすっていうアレ、やってるこ
とは火で燃やすことに似ているんだけど
効率がいいんです。鉄を使って、ホント
に火で燃えてしまわないような形になっ
ている。

鉄があると、ゆっくり燃える

ほとんどの生物が鉄をつかっていると言
われてるんです。鳥や魚やヒトとか。
でも、クモとかダニとかサソリなんかの
鋏角類は鉄の代わりに銅を使っているん
です。そして、体内に酸素を運ぶ。

サソリなどの鋏角類の血は青い

こいつらは血が青いんです。ヘモグロビ
ンを持っていないですからねえ。
鋏角類の血は銅と何チャラと言うタンパ
ク質がくっついたもの。銅は錆びると
青くなる。

ほとんどの動物の血は赤い

ヘモグロビンは鉄にグロビンと言うタン
パク質がくっついたもの。
鉄は錆びると赤くなる。クギが錆びると
赤くなりますもんね。

クギが錆びると赤くなる

ところで、鉄って便利なので、みんな鉄
を使うんだけど、使いやすい鉄をみんな
で取り合う。すると、鉄が欠乏している
場所が生まれた時に銅を使うヤツが現わ
れた。ホントは鉄を使いたかったのに。

地球の3分の1は鉄で出来ている

生命の誕生は40億年前って言われている
けれど、鉄の誕生はそれより遥か前。
専門家によれば、地球全体の3分の1は
鉄で出来ているんだとか。

そりゃあ、まわりにゴロゴロしてる鉄を
使わない手はないよね。

 

 

高校生になったら、偏差値が15下がる意味。

多くの学生や保護者の方は、高校に入っ
て初めて受けた模試の結果を見て、まる
で世界の法則が変わってしまったかのよ
うな衝撃を受けるんですよ。高校受験の
時には、偏差値60とか65といった数値
を当たり前に叩き出していた生徒が、大
学受験の模試では偏差値45や50という
数字を突き付けられるからです。

この現象を目のあたりにして、多くの人
が『自分は努力が足りないんじゃないか
?』『高校に入って頭が悪くなってしま
ったんじゃないか?』と思うんですよ。
なにを隠そうワタクシも随分昔の話です
が、このワナにハマってしまいました。
でもよく考えてみたら、これは能力の低
下なんかじゃなくて、脳の錯覚なんです
よ。なぜだと思いますか?

努力が足りないんじゃなくて、実は脳の錯覚なんです。

1つめは下位層の消失です。高校受験の
偏差値50ってのはは勉強の苦手な生徒
から得意の生徒まで同世代のほぼ100%
が参加する中での『真ん中』を意味して
います。でも大学入試というフィールド
には就職組や専門学校組は参加しません

大学入試の模擬試験には就職組や専門学校組は参加しません。

つまり、高校受験の段階で偏差値50以下
だった層の多くが大学受験の母集団から
はごっそり抜け落ちるのです。

偏差値50は、例えば1000人いたら上から500番目。偏差値75は上から数番以内。

大学受験の偏差値50とは、かつては高校
受験の上位50%という選択された集団の
中でのさらに平均値であり、実質的には
高校受験時の偏差値60以上に相当する学
力を有していることを意味しています。

2つ目は中高一貫校の合流。ここが見落
とされがちな盲点ですが、高校受験の偏
差値には地域でも最も優秀な『天才層』
が参加していなかったという事実です。

高校受験には中学受験で中高一貫校へ抜けていったその地域で最も優秀な『天才層』が参加していないのです。

中学受験を経て中高一貫校に進学した彼
らは高校入試という市場には現れず、6
年間独自のカリキュラムで先取り学習を
進めています。高校受験の世界ではこの
トップ層が不在だったために、あなたの
順位は相対的に高く算出されていました

しかし大学受験、特に難関大学を目指す
ステージではこの強力なライバルたちが
一斉に合流して来ます。今まで見えてい
なかった『天井』が突然現れ、上から中
高一貫校生に押され、下からは下位層が
消失するという『サンドイッチ現象』が
発生する為、偏差値が劇的に下がるんで
すよ。

特に難関大学を目指すステージでは、今まで目に見えていなかった『天井』が突然現れ、中高一貫校の『天才層』のライバルたちが一斉に合流して来ます

偏差値が10下がるのはあなたがより高
度の知的競争の場に足を踏み入れたこと
の証明。まあ、スポーツで言えば『地方
大会』から、レベルが急激に高くなった
『全国大会』に参加したということです

高校生の皆さん、いい受験になればいいですね。

ヒフと粘膜の話

人のカラダが外界と接する境目にはヒフ
か粘膜があります。ヒフはカラダの外側
を覆う。その役割は外界から異物や病原
体、ウイルスなどの侵入を防ぐことです
。生体の防御反応のひとつです。

ヒフの役割の1つは外界から異物や病原体、ウイルスの侵入を防ぐこと。

もう一つのヒフの役割はカラダの中の水
分の通過を最小限にして、カラダを乾燥
から守ることです。40億年位前、生命は
水のある所で誕生したので、水がなけれ
ば何もできないんですよ。

40億年くらい前、生命は海の中で誕生した。

一方、粘膜は外界との境目ではあります
が、同時にカラダの他の部分との境目で
もあります。例えば、目。まぶたの外側
はヒフですが、眼球に接する側は粘膜で
す。

目は脳の一部で、カラダの外に出張している唯一の器官なので、乾燥させて機能を落とすわけには参りません。

眼球表面も粘膜でお互い接しています。
目の開閉のたびに、眼球上をまぶたが滑
るので、摩擦を減らすために粘膜になっ
ているのです。涙が粘液です。ヒフ同士
がこすれると赤く腫れます。しかし粘膜
は表面に粘液があり、湿っているので摩
擦が少なく、傷つきません。

眼球表面と眼球に接する側は粘膜で覆われており、表面が傷つかないように涙という粘液が分泌します。

今度は口の中を見てみましょう。口の中
が粘膜で覆われているのも、舌や歯ぐき
、唇などがこすれあって傷つかないよう
にする為なんですよ。銀歯の表面もツル
ツルに磨かなければなりません。

粘液にはもう一つ大切な役割があります
。層になっていることで、粘膜に付着す
る異物や病原体をとらえて粘膜内に侵入
させないようにするんです。そして、粘
液内に取り込まれた異物や病原体は、粘
液に含まれる抗体によって、攻撃を受け
、排除されるのです。

粘液内に取り込まれた異物や病原体は粘液に含まれる抗体によって、攻撃を受け排除される。

さらに、粘膜の表面の細胞にはごく小さ
な毛が生えていて、これを動かして、異
物などを粘液ごと、タンや鼻水の中にぶ
ちこんで排除することができます。

粘液内に取り込まれた異物や病原体は、繊毛によって排除される。

でも、こうした粘液の防衛力は、乾燥す
ると失われてしまいます。冬は空気の乾
燥で鼻やのどで感染症が起こりやすくな
るんです。だから外から帰って来たら、
うがいをしてのどを乾燥させないように
するんです。

粘膜の防衛力は、乾燥すると失われてしまう。

うがいをしなかったら、のどの粘膜にあ
る小さな毛がクチャとなって、異物や病
原体を追い出してくれなくなるんですよ
。そうならぬよう、のどを乾燥させない
ように気をつけてね。

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