まるやまファミリー歯科の界隈は教育熱
心な親御さんたちが多く暮らしている文
教地区です。小学生のお子さん達を持つ
親御さんは子ども達を塾に通わせ、お金
を払って、子供の将来を買おうとする。
数年前に中学受験のドラマ『二月の勝者
』(原作・高瀬志帆)がテレビ放映され
ていました。その中に名言がいくつかあ
りましたので、ご紹介します。
中学受験に関わった親御さんたちなら、
『そうだ、そうだ!』と思いあたる節が
あるハズ。そして、初めての方はビック
リするかもしれません。
では始めます。GO!
○『受験塾』は『子供の将来』を売る場
所です。
○『情報』も『塾』にお金を払って買う
ものです。
○塾講師は教育者ではなくて、サービス
業です。
まあ、サービス業って、目に
見えるモノじゃなくて、目に見えない
サービスを提供する業種。それは経済
産業省の管轄。学校法人が経営してい
る塾に似た予備校は各種学校に該当す
るので文部科学省の管轄。サービス業
じゃあありません。
○親はスポンサー、子供は金脈です。
○中学受験は『課金ゲーム』です。
○合格のために必要なのは『父親の
経済力』そして、『母親の狂気』
これはどういうことかと言うと、中学受
験はお金がかかるよ。当然、そのお金を
稼いでいるのは親ですよ。中学受験は子
供の闘いではあるんだけど、それだけで
はないと。親御さんの闘いでもあるんだ
よ。そこには子供に想像できないほどの
苦労があるんだと。
それを『母親の狂気』という2文字で表
現しているのではないか。確か、20年
以上前に開成中学高校の校長先生が、
『父親の経済力と母親の狂気』と言っ
てオッタ、と誰かが言っておった。
どうです?ワタクシ、まったくその通
りだと思いました。中学受験の小学生に
皆さん、『頑張れ、頑張れ!』とよく言
いますが、心がまだ十分成熟していない
子供たちは『今でも十分頑張っているの
に、これ以上頑張れというの?』とプレ
ッシャーを感じてしまう。ワタクシなら
『頑張れ!』と言う代わりに『いい受験
にして下さい。』と声をかける。
たとえ報われなくても、地元の『公立中
学校』があります。世の中、1割が私立中
学校に、9割が公立中学校に進みます。
中学受験ってのは受験仲間の中にいると
マヒしてしまいますが、世間的に見ると
実はレアなんですよ。