チョットずつ新札が出回ってきました。
まるやまファミリー歯科の窓口で、時
々患者さんが支払ってくれます。
手元に新1000円札があるので、今回は
その特徴をお話しします。
新1000円札の表面は破傷風血清療法の
確立、またペスト菌を発見した北里柴
三郎博士。裏面は江戸時代の浮世絵師、
葛飾北斎の代表作『冨嶽三十六景』。
新1000円札に採用された偽造防止技術
ってのがあるんです。まず、
①3Ⅾホログラム。
1000円札にホログラムを採用。3Ⅾで
表現された肖像が見る角度によって回転
します。
②潜像模様。
お札を傾けると裏面に『NIPPON』
の文字が見えます。
③パールインキ。
お札を傾けると、左右両端の余白部分に
ピンク色の光沢が見えます。
④マイクロ文字。
『NIPPONGINKOU』の微小文字が印刷
されていて、カラーコピー機などでは再
現困難。そもそも視力2,0でも見えま
せん。マサイ族の視力7、0なら見える
かも。
⑤深凹版印刷。
額面数字や識別マークに触るとザラザラ
感あり。
⑥識別マーク。
目の不自由な方が指で触って識別できま
す。
⑦すき入れバーパターン。
用紙に棒状のすき入れを施したもので、
透かして見ると、1本の縦棒が見えます。
まあ、20年後はまだ、お札はあると思い
ますが、日本銀行は電子マネー・デジタ
ルキャッシュを造ろうとしていますし、
現在日本では現金6割、キャシュレス
4割。先進国ではキャシュレス6割。
まあ、そんな感じです。
日本は徐々にキャシュレスの方向に移行
しようとしています。一昔前、日本が
500円玉造ったら、韓国がマネして同じ
ようなのを造った。で、日本造幣局は呆
れて放置しました。
もう500円玉は新しいのは造らないだろ
うし、新札を造るのもこれが最後じゃな
いかな。
ワタクシ個人としては、徳川家康のお札
が見たかった。