先日、テレビ中継で北海道マラソンを見
ました。このマラソンは男女同時スター
トです。終盤は涼しい北大構内を走り抜
けます。頑張って走ったご褒美。
男子は前東京オリンピック出場の中村匠
吾選手、女子はケニア出身のパウリン・
カムル選手が優勝しました。おめでとう
ございます。
ワタクシは女子のトップを走っているカ
ムル選手とずっと並走していた、ある男
子選手が気になってしかたがありません
でした。ゼッケンの下のシャツには北大
整形と書いてある。
この人、いったい誰?
北大整形外科の土橋晋也先生でした。陸
上界ではまあまあ有名人。男子トップは
ゴールした後だから、今度は女子トップ
手に話題が移る。土橋先生、トップ女
子に並走してるもんだから、常にテレビ
に映る。長い間テレビに映って、北大整
形外科の広告塔になちゃった。
先生、ベストタイムが、2時間19分台
ですから、夏にある北海道マラソンでは
2時間30分ぐらいにはなるんですよ。
先生、今回の優勝した女子のカムル選手
と同じくらいのタイムでした。お疲れ様
でした。
土橋先生は北大工学部に入学後、左足に
原因不明の痛みを感じ、北大病院で治し
て貰った。そして同じような痛みで悩む
人やアスリートを助けたい、そんな思い
から、工学部を中退し、浪人して、北大
医学部に入学されたとか。
経歴を見れば、何かワタクシも似たとこ
ろがある。学部は違えど、4~50年前、
ワタクシも工学部を中退して、歯学部に
入学した。当時ワタクシみたいに変なの
がゴロゴロいました。土橋先生も味わい
深い学生生活を送られたのだと思う。
まあ、受験生サイドから見れば、北大工
学部に受かる能力があれば、北大医学部
にも受かる力があるということだ。