古文書「応仁の乱」がオークションに出品されていた。

応仁記巻之下

 

先日、ヤフオクを見ていたら、あるボロ
ボロの、シミのついた古文書が出品され
ていました。

ちょっとのぞいてみたら、「畠山義就が
・・・」とか「細川勝元殿が・・・」と
か、「山名宗全が・・・」「足利義政が
・・・」「斯波義廉(よしかど)が・・
・」と書いてある。

これ、もしかして室町時代のアノ「応仁
の乱」の話じゃないの?

「応仁の乱」って、人気がありません。
スーパースターが誰も出てこないし、
あっちに寝返ったり、こっちに寝返った
り、まさかまさかの話です。

で、何となく終わった。

畠山義就というのは、畠山家の家督争い
に登場する暴れん坊。

細川勝元は、将軍を補佐する管領(当時
の実力者№2)。

山名宗全は、侍所といって京都の警備を
する官僚なのですが、ただ忙しいだけで
仕事やっていても何のメリットもないの
で、権力を握りたくてクーデターを起こ
した張本人。

義政は8代将軍。
銀閣寺をつくった人。

で、ちゃんと見たら、江戸前期の本、
三代記、応仁記と書いてあった。

漢文で書いてあるので、読めるかなぁ?

学生時代、真面目に漢文の勉強しておけ
ばよかったなぁと思いました。

どうしよう?
入札しようか、すまいか?

でも、こんな一歯医者が興味本位でそん
な貴重な古文書を持っていても、関心が
薄れたらきっと書庫でホコリをかぶって
しまうだろう。

それなら入札しない方がいい。

それよりもホントに好きな人、わかる人
、必要な人の所有物になった方が世の中
のためだ。

ということで、見送ることにしました。

気になって後でチェックしたら、「オー
クション終了」としっかり出ていた。

どこのどなたがお買い上げになったのか
知りませんが、古文書よりもそっちの方
が気になりました。

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