ソシキ作りには『理念』が必要(前半)

『大人数をまとめる為にキャプテンは何
をすればいいの?』と訊かれたことがあ
ります。
ワタクシ、中学で卓球部のキャプテン、
高校で卓球部の副キャプテン、大学で歯
学部卓球部のキャプテンを任されていま
した。
中学では同学年20人の中で選ばれた。
とは言っても、中学で卓球部に入るヤツ
ラはサボる連中が多く、帰宅部もかねて
いた。結局、3~4人の中から選ばれた。

高校では同学年が3人、その中で
副キャプテン。何も大したことはない。
大学では同学年が次々と辞めていき、残
ったのはワタクシだけ。そういう最後の
居残りのワタクシがキャプテン。

な~んだ、人がいなかっただけじゃん!
まあ、そういう訳ですけど。そんなワタ
クシに訊く方も訊く方だけど、それに答
えようというワタクシもワタクシだ。
まあ、でもせっかくの機会だからワタク
シの考え方を述べてみよう。

中学、大学で卓球部キャプテンを任された

ワタクシ、強いソシキを作るには弱みを
埋めるよりも強みを伸ばす方が活性化す
る思っています。まずは何を目的とする
ソシキか、まあいわゆる『理念』ってい
うヤツ。これを統一させていく。

理念の作り方ですが、自分たちだけが
儲かればいいや、得をすればいいやとか
そういう理念だったら、1回、2回はヒ
トがついて来てくれますが、まあ、その
うち離れていくんですよ。自分たちがや
ろうとしているコトを通しつつ、多くの
ヒトが幸せになれる。その結果として、
ビジネスの世界だったら、収益をもたら
す。そういう風な理念を作らなければい
けない。

まずは『理念』を作る

たとえば、今年、箱根駅伝で青山学院大
学が勝ったんだけど、青学の『理念』は
『箱根駅伝を通して、社会に役立つ人
材を育成する』これが理念。当然、勝っ
た負けたが大切なんだけど、根底にある
のは箱根駅伝はひとつの教育のツール。
当然、そのチームには毎年いろんな個性
のある子が入部して来ます。

例えば、〇の子もいれば、チョット尖っ
た子がいるかもしれない。同じ〇でも
黄色い〇の子がいるかもしれない。ある
いは小さな赤〇の子がいるかもしれない。

いろんな子が『理念』でつながっている

いろんな子がいるわけで、これらの子の
個性が強みであるならば、それを尊重し
ましょうってコトなんです。
お気ずきでしょうが、すべて理念で繋が
っているんですよ。
 

       【続く】

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