先日、テレビのドキュメンタリー番組で
1970年代に活躍したロックバンド
「KISS」のメンバーの一人、ジーン・シ
モンズが引退ツアーのため日本に来てい
るのを特集してた。
ジーン・シモンズももう、御年70才。
4,50年も「キッス」のバンドで、しか
もあの姿でショーの営業をしている。
いつも身に着けるパフォーマンスの衣装
は、合計20キログラムもある。
それは、今も昔も変わらない。
トシなので、体力的にキツイ。
鉄のブーツも重くて足が上がらない。
そして、若い頃のパフォーマンスができ
なくなってしまった。
若い頃からそのスタイルでやっているの
で、イメージを変えるワケにはいかない。
ショーは大切だ。
「若いヤツラはいいな。オレもあんな
軽いTシャツとスニーカーでツアーをま
わってみたいもんだよ。お約束の、口に
灯油を含んで吐き出すあの芸、ゴジラの
マネしたんだ。あれも何百回もやった。
たまに髪の毛に火が燃え移ることもある
んだよ。命がけだぜ。引退ツアーが終わ
るまであと120回。それまで火を吐いて
頑張るよ」
ワタクシ、勝手に思ったのですが、「キ
ッス」も家元制度にして襲名してみては
いかがだろう。
株式会社「KISS」
いつもあのおシロイを塗ってメイクする
ので、ベロが長ければ代わりにやってく
れる若者がきっと現れるハズだ。
襲名しても、そのグループのメンバーが
変わっても、新規のお客さんにはたいし
てエイキョウないし、「代が替わりまし
たが、従来通りお引き立てよろしくお願
い申し上げます」と言っておけばいい。
襲名すれば代が替わったことを皆さんに
知ってもらえるし、新しくファンも獲得
できる。
それに、何たって世間に迷惑をかけない
で済む。
シモンズさんsaid、
「オレ達はみんなに好かれているワケで
はナイ。ビートルズほどにはなれなかっ
たが、まぁ悪くはナイ。」
何だかシモンズさん、燃え尽きたような
気がしました。
お疲れ様でした。