歯の数と四足歩行のお話

 

四足歩行の赤ちゃん歯にまつわる話で、
ヒトは四足歩行に始まり、やがて四足
歩行に返っていくというのがあります。

ヒトが生まれてから死ぬまでの、歩き方
の過程を想像してみて下さい。

赤ちゃんが生まれた時、歯はありません。
歩き方はハイハイで、四足歩行。

生後10ケ月で上下の前歯が生えます。

この頃になると、そろそろつかまり立ち
ができるようになります。

これは三足歩行。

そして奥歯が生える頃になると、二足
歩行。

年を重ね、老いて奥歯がなくなってくる
と、杖をつくようになります。

これは、つかまり立ちと同じ三足歩行の
状態。

やがて歯がなくなると、四足歩行の寝た
きりになります。

人間はこのようにして四足歩行に始まり
、やがて四足歩行に返っていくという話
です。

この論理でいけば、歯がなくならなけれ
ば四足歩行にはならずに済むということ
です。

日本人は80才で残っている歯が10本以下
なのに対して、スウェーデン人は80才で
21本以上残っています。

スウェーデンでは、寝たきりの人はほと
んどいません。

しっかりブラッシングして、歯を残して
、できるだけ長く二足歩行でいきましょ
うという話でした。

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