フォッサマグナの中で暮らしていた。

日本地図(この辺がフォッサマグナ地域)

 

うちのスタッフの一人が、生まれは新潟
、育ちは東京、そして今札幌と言ってお
りました。

新潟→東京。

フ~ン、待てよ。
その辺は昔、日本列島が凹んでいたフォ
ッサマグナの中じゃないか。

そういえば、日本列島はもともとアジア
大陸の一部。

今から2000万年前にマグマの対流のエイ
キョウで日本列島が大陸から引き離され
、さらに2つの島に分かれた。

その間にできた大きな溝のことをフォッ
サマグナ(大地溝帯)というんですが、
その溝が埋め立てられて日本の形の基礎
ができたんです。

 

オガワメモ①

 

もっとわかりやすく言えば、こんな感じ。

「日本列島が大陸から分かれる時にぐわ
っと真っ二つに割れて、大きな溝ができ
て、そこに海水が流れ込んで海峡になっ
て、数百年~数千年ごとに大地震が起き
た。そこにまわりの大量の土砂や火山の
噴出土が1500万年かけて溜まった。そし
て、その西側の端があの有名な糸魚川・
静岡構造線」。

 

フォッサマグナの断面

 

まぁ、静岡、糸魚川、新潟、千葉で囲ま
れた関東・北陸の一部分がフォッサマグ
ナです。

この中に4000万人の人が暮らしています。

ざっと、日本人の3人に1人はここの溝
の上に住んでいるということになる。

 

オガワメモ②

 

南北に一列に並んでいる箱根山や富士山、
八ヶ岳や新潟焼山はその頃できました。

ついでに言うと、その頃フィリピンプレ
ートに乗っかって伊豆半島が日本列島に
接近して、ガチャンとドッキングした。

地質学者によるとそうらしい。
ブラタモリでもそんなことを言っていた。

スケールの大きな話になってしまいまし
た。

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