マスク芸人”ざわちん”みたいに鼻を覆えばいいわけデス。

マスク芸人“ざわちん”の4変化

 

歯医者をやっていると、常時患者さんの
呼吸に気をつけなければなりません。

呼吸は鼻と口の両方を使って行います。
口の中を治療する時、鼻の呼吸をじゃま
してはいけません。

口は消化器の入り口、本来モノを食べる
器官。
時々呼吸もスル。

という訳で、食事の時としゃべっている
時以外は閉じているもの。

でも鼻は、ご存知、呼吸器の入り口。
呼吸は一生、休みなく行われるので、一
年中開いています。

目みたいに、夜、フタをしない。

ところで、肺を守るために、鼻から肺へ
空気を取り込む時、空気中のチリを取り
除かなくてはなりません。

そこで鼻の中には粘膜でできたヒダが
並び、その表面にネバネバの粘液が覆っ
ていて、チリを取り込みます。

まぁ、チリなら粘膜の下にある粘膜に
くっついても大丈夫なものですが、病原
体や花粉が直接粘膜にくっついたら、さ
ぁ大変。

アレルギーやカゼなどの病気を引き起こ
します。

で、こうした病気を引き起こす変なモノ
を鼻に侵入させずに呼吸できるようにつ
くられた武器が、マスク。

まぁ、マスク芸人の“ざわちん”みたいに
鼻を覆えばいいわけデス。

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