昨日、赤い電話ボックスの絵を待合室
トイレのドアに貼ったので、今日は受付
の壁にマンハッタンの摩天楼の風景を仮
付けしてみました(写真)。
実際いろんな角度から眺めてみると、
「ん~?ア・ワ・ナ・イ」。
何か違う。何だろう?
ここは受付、いわばまるやまファミリー
歯科の顔。
医療機関なのに何でいきなり摩天楼?
都会の中に何で都会をわざわざ持ってこ
なくちゃいけないの?
都会の中には、イミのあるモノしか置い
てありません。
都会はイミのないものを嫌う。
「雑草じゃねえか!」「抜け!」
イミのあるものだけに取り囲まれている
と、いつの間にかイミのないものの存在
が許せなくなってくる。
昔々、ドイツの都会で生まれたナチス政
権は、禁煙運動を始めた。
さらに精神障害者の安楽死を積極的に
進めた。
きっとそういう人たちの存在は社会にと
ってイミないと考えたのでしょう。
その後にきたのが、民族浄化と称する
ユダヤ人の大虐殺。
「あいつらはいるイミがねえ」と考えた。
都会はイミのないものを嫌いますもの。
随分脱線しましたが、受付の壁に摩天楼
を貼るのはやめました。
もしもここに貼るのならば、都会のモノ
ではなくて、自然のグリーンがいいと思
う。