雪も溶けて、春が訪れました。
春と一緒に、カラスが円山に帰ってきま
した。
街を歩く時には、上に気をつけなくては
なりません。
カラスたちを見ると、まあまあ、賢いと
思う。
ところで、「カラスの数勘定」という話が
あります。
塔のてっぺんにカラスが巣を作っている。
子カラスがいるので、親カラスは用心深く
なっている。
そこで塔に何人か一度に入って、1人ずつ
間をおいて出てくる。
3人入って、1人ずつ、2人まで出てきて
もカラスは巣から離れない。
3-2=1
カラスはまだ塔に1人残っていると計算し
ている。
これが5人になると、もうカラスは無理だ
という話になる。
5人入って4人出る。
カラスは安心して飛んでいってしまう。
5-4=0
これが、カラスの計算。
ともかく、トリの中ではカラスが特に利口
であることはマチガイありません。