
ワレワレ歯医者の仕事現場には、唾液がつきもの。
汚いと思っていらっしゃる方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
とても頼りになる助っ人みたいなヤツです。
唾液は、軟らかくなった歯を元通りに硬くしてくれますし、食べカスを押し流して、感染症を引き起こす細菌のカタマリを抑えてくれますし、まぁいろんなキノウを持っています。
人類誕生から600万年。
唾液が悪いものなら、とうの昔になくなっています。
イキモノのカラダってのは、無駄なものをキープしておくような余裕はありませんからねぇ。

ワレワレ歯医者の仕事現場には、唾液がつきもの。
汚いと思っていらっしゃる方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
とても頼りになる助っ人みたいなヤツです。
唾液は、軟らかくなった歯を元通りに硬くしてくれますし、食べカスを押し流して、感染症を引き起こす細菌のカタマリを抑えてくれますし、まぁいろんなキノウを持っています。
人類誕生から600万年。
唾液が悪いものなら、とうの昔になくなっています。
イキモノのカラダってのは、無駄なものをキープしておくような余裕はありませんからねぇ。

先日、うちのチビスケの教科書や参考書を見て、驚きました。
随分たくさん、イラストや絵が盛り込まれているのです。
ムカシ教科書と言えば、ただ文字がビッシリ並んでいるものばかりで、今そんなのを出したら、まず読んでもらえません。
最近では、字数は多くないものの、スキマを作って、ズイ所にイラストを配置したようなものばかりがスタンダードになっています。
本もチョット大きなA4サイズになりました。
世間に目を向けても、契約書でもない限り、文字ばかり並べられた書類は一言「わかりにくい」と評価されています。
そこで、文字情報にイラストや図や写真、グラフなんかの、見てパッとわかる情報を加えて「わかりやすい」を目指すことになるのです。
子どもたちは、教科書が大きくなって重くなった、10キロを越えるカバンを背負い、来る日も来る日も通学しています。
そういう時代にいつの間にかなってしまったのデス。

”成長する力”をサポートするまるやまファミリー歯科の待合室の週刊誌をパラパラめくっていたら、「モンテッソーリ教育」の話が出ていました。
このモンテッソーリ教育ってのは、子供が本来持っている”成長する力”を最大限に尊重して、周囲の大人はコドモが自発性や感性を発揮するようにサポートするってヤツです。
どうやら将棋の藤井四段(15歳)も、アメリカのオバマ前大統領も、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏も、幼児期にこの教育を受けていたらしいのです。
この話をさっそくうちの奥さんにしたら、「そうよ。うちの〇〇〇(チビスケ)だってモンテッソーリ教育だったでしょ。」「・・・・。」そうでした。
うちのチビスケが幼稚園に入る時、そう言えばうちの奥さん、盛んに”モンテッソーリ、モンテッソーリ”と確かに言ってました。

豚
豚毛歯ブラシ歯ぐきの状態をおしえると、患者さんから「安い歯ブラシを使っているからダメなのかなぁ」という返事が返ってきます。
安い高いが問題じゃないんだけどなぁ。
バイ菌が取れるか取れないか、なのです。
よく、豚毛や馬毛を使った「高級歯ブラシ」がありますけど、バイ菌が取れればOKですが、取れなければ・・・。
余談ですが、豚毛や馬毛を使った高級歯ブラシは、乾燥に時間がかかりすぎます。
バイ菌は湿った状態が大好き。
こうした「高級歯ブラシ」は、朝磨いて十分に水切りして歯ブラシ立てに入れてても、夕方までしっとりしています。
この間、何時間にもわたって菌が繁殖して・・・。
そんなところに高級感を出さなくても、ナイロン毛で十分。
なんたって、ナイロンの方が早く乾燥しますもの。

ムシ歯とか歯周病とか、全身疾患のある時には、口臭があらわれることがあります。
そんなのに身に覚えがなければ、口臭は口の中にあるモノが原因。
口臭を予防するのは、ズバリ唾液です。
唾液の能力がいちばん高まっている時に歯磨き剤と一緒に口の外へ「ぺっ」と出してしまうのは、実にもったいない。
まぁ日本人は、昔はたいして歯磨きしませんでした。
それじゃあいかんということで、国と歯科医師会と歯磨きメーカーが一枚岩となって1日3回、食後3分以内に3分間磨きましょうというスローガンをもとに、「3・3・3運動」を始めたわけですが、これが見事にはまりました。
やっと皆さんに歯磨きの習慣ができたのデス。
でも、食後すぐに歯磨きしたので、スーパー消臭剤であるはずの唾液を口の外に吐き出す習慣も身についてしまいました。
あぁ、もったいない話です。
実は、唾液を味方につけるのが口臭予防には一番の近道なのデス。
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