ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんが53歳の若さでご先祖様になりました。
今日はワタクシの心に残っているワンシーンをお届けします。
小学生のまる子ちゃんは、今、月にお小遣いを300円もらっています。
なんとか500円にしてほしいので、怖いお母さんと交渉することになりました。
そんな時、「対比」の相手に選んだのは、月に2000円もらっているハナワ君です。
「アタシが300円なのにハナワ君は2000円もらっているんだよ!」「何言ってるの、ハナワ君のおうちはお金持ちじゃないの!」「2000円とは言わないけど、私だって500円位もらったっていいじゃない!」「わかったよ。じゃあ、来月から500円あげるわよ。仕方ないわねぇ。でもお姉ちゃんには内緒よ。」大成功です。
まる子ちゃんが交渉に成功したのは、「対比」の相手にハナワ君を選んだからです。
もしここで、「ハマジなんて月200円なんだよ」とでも言ったら、「そう、じゃあ、あなたも200円でいいわね」「えぇっ?お母さん、ひどい・・・」となっていたかもしれません。
思考が行き詰ったら、まず対比。
これは「できる子」の基本なのです。