イソップ童話とかグリム童話とか、最近、童話って奥が深いなぁと思うようになりました。
童話の一つに、メーテルリンクの「青い鳥」ってのがあります。
コレ、チルチルとミチルの兄妹が幸せの青い鳥を捕まえるために、青い鳥のいそうな国に行くというお話。
そこにいた青い鳥を捕まえて鳥カゴに入れるのですが、その国を出た途端に青い鳥は消えてなくなってしまう。
次の国でも、その次の国でも同じことが起こりました。
とうとう二人はあきらめて、旅から帰ってきました。
すると、なんと、家の中にも青い鳥がいました。
昔からいたのですが、見えなかったのです。
しかし旅の苦労をしたことで、幸せが見えるようになりました。
そういうお話。
これは、「幸せを自分の外で得ようとしても、ムリ。
外には幸せがありそうで、それを手に入れた時は幸せかもしれませんが、すぐにそうでないとワカル。
ホントの幸せは外でいろいろな苦労をすることで自分の中に見つけることができるのだ」という教えなのデス。