自然に血が止まらなければ、これで止めるケガをして血が出たとしても、小さな傷ならそのまま放っておけば血は自然に止まります。
血が止まるしくみには2つくらいあります。
1つ目は血の中にある血小板、まぁ血でできたバンソウコウのようなものですが、これが傷口に集まって、傷口をふさいでくれます。
もし穴が大きくて血のバンソウコウだけでは出血が止まらなければ、2つ目の切り札、なんと血小板がまわりの血液たちに魔法をかけて、血液自体を固めてくれます。
こういうのを血液凝固っていうんですが、これは血がまわりのソシキに触れても起こるし、空気にさらされても起こります。
歯を抜いた時に、その穴ボコに血がいっぱいたまります。
そして血は止まります。
これは傷口が大きいので、2つ目の切り札、血小板が近くにいる血液たちに魔法をかけて血を固めてくれるのデス。
ちなみに、その上を切れた歯肉が伸びてきて、血餅(固まった血)を覆い、そして長い時間をかけてその中で血が骨に変わる作業が行われているのデス。