関節が変形している関節リウマチ専門のリウマチクリニックの先生が、歯周病と関節リウマチの関係について、こんなことをおっしゃっています。
歯周病の代表菌はPg菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス)です。
この菌は、強い悪臭を持って歯肉のコラーゲン組織を分解したり、白血球が持つ殺菌作用を弱める酵素を持っていて、これは歯を支える骨を溶かす毒素です。
近年、このPg菌が関節リウマチの発症にも関与していることがわかりました。
関節リウマチと歯周病には密接な関係があって、関節リウマチがあると歯周病がさらに進行し、逆に歯周病があると関節リウマチにエイキョウするということです。
歯周病を治療すると、関節リウマチが改善することも報告されています。