架空の人物であることの多い悪役歴史ドラマの脚本家は、歴史書に書いてあるたった1行から話を膨らませてストーリーを展開することが、よくあります。
そして、王族は必ず実在した人でなければなりません。
ところが、歴史ドラマには、実際いなかった人々が登場します。
ドラマには悪役が必要ですが、悪役を実在人物に設定してしまうと、非常にマズイ。
もしそのようにしてしまえば、その子孫などから訴訟を起こされる可能性があるからです。
戦国時代の信長を死に追いやった明智光秀も、アレ、子孫の方々も大変です。
歴史を変えるような事変にかかわって、世間からは悪いイメージをもたれ、後々まで教科書にも掲載され、テストの問題にも出てくる。
名字を変えなければやってられません。