神様は金のオノをあげたがっている

子育てのアドバイスの一つに、こんなのがあります。

「親が育てやすい子どもではなく、世の中から育ててもらいやすい子どもに育てなさい」というもの。

この世の中は、運と縁が関係しています。

本人の能力や努力とは別に、偶然のような運と縁があって、その両方があいまって人生というドラマが進んでいくという意味。

この世には池の神様のような人が少なからずいます。

そういう人は善意のカタマリのような人で、正直な人を見つけては金のオノや銀のオノをあげたがっています。

(「この人になら」と見込んだ相手には特別に教えてくれるのです。)「世の中から育ててもらいやすい人に育てる」ってのは、そういう善意をいただける人に育てておけば親が育てる以上のことを学んで、親の枠を越えて大きく育つということです。

自力では限界があります。

他力に頼ることも必要で、誠実にやっていれば金のオノや銀のオノがいただけるのです。

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