親知らずが痛くなったり、カゼをひいたりすると、あごの下や首にあるグリグリが大きくなります。
コレ、リンパ節です。
カラダに張りめぐらされているリンパ管がふくらんで、蜂の巣のようになっている所ですが、中には白血球が蓄えられています。
外からバイ菌やウイルス菌が入ってくるとリンパ管にも入り、リンパ節に蓄えられている白血球とバトルが始まる。
バイ菌が強敵だと白血球が仲間を呼んで一緒に戦ってくれるので、リンパ節が大きくなる。
グリグリして押すと痛い。
ウイスルは熱に弱いので、この時カラダは体温を上げ白血球が勝利するのを待ちます。
バイ菌をやっつけたら今度は急いで熱を下げる。
なぜなら、ヒトのカラダの細胞も高温には弱いからです。
体温計が43度までしか計れないのは、それ以上高温になるとヒトのカラダをつくっているタンパク質が変性して死んでしまうから。
たくさんの汗をかいて熱を逃がしてやれば間もなくカラダは快方に向かい、グリグリは小さくなりますから、ご安心下さい。