歯科医療って、長い間、悪いものは取ってあとはカラダの治る能力に依存する、という治療を続けてきました。
それは、今もそうなのですが。
でも、インプラントに限っては、全く別物です。
いつ異物と認識されてもおかしくないものをカラダの中に残してくるわけですから、滅菌や衛生管理については細心の注意を払わなければなりません。
ワタクシもクルマに乗りますが、クルマの部品のサイズや強度にはそれなりの理由があるわけで、何かが起こった時、それを守るために別のどこかが壊れるようになっていて、交換しやすい部品が折れるようになっています。
それが人間の知恵というもの。
インプラントは一刻を争うような治療ではありませんし、あくまでも歯科治療の選択肢の一つだと思ふ。