三びきのこぶたの話

まるやまファミリー歯科に年に1回、長崎から”絵本のある子育て”というパンフレットが送られてきます。

その中に今回、「三びきのこぶた」のお話がありました。

これはイギリスの昔話。

それによりますと、「三びきのこぶた」では、人生の姿は「わらで家をつくる」「木の枝で家をつくる」「レンガで家をつくる」ことで表されています。

1番目のこぶたは”わら”の家を作りました。

しかしすぐオオカミにやられてしまう。

ラクな人生は、なんと言っても、わらで家を作ること。

子どもって本来、ラクなこと、楽しいことが大スキ。

でも親が見守ってくれている間はそれでイイのですが、一人で生きていくようになるとそうはいかない。

2番目のこぶたは、少しだけど知恵と労力を出して、”木”の家を作ります。

でもオオカミに難なくやられ、中途半端な手立てで防げるほど甘いものではないことを、身をもって知ることになる。

3番目のこぶたは、それまでの未熟さを克服して成長し、”レンガ”の家を作ります。

オオカミはこれを吹き飛ばそうとするのですが、ビクともしません。

そこでオオカミは、リンゴやカブなどおいしいもので誘惑してこぶたをおびき出そうとしますが、逆にこぶたにおいしいモノを取られた上に、裏をかかれてしまう。

そこでオオカミ、腹をたてて煙突から家に入ろうとしたら、エントツから落下し、逆にこぶたの夕食となってしまう。

こういった話。

まぁ、オオカミの知恵を上回る知恵をもって行動に移せば、ただ安全というだけじゃなくておいしいモノという豊かさをも得ることができるってコトを、無意識の世界で子どもにおしえているのデス。

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