あるネコ愛好家の方が、こんなことをおっしゃっていました。
ネコにとって最初の老化現象は、間違いなく歯の老化だ。
これは防ごうと思えば、防げる。
飼い主が手につける”ペット用フィンガー歯ブラシ”なんていう物が売られていて、子猫の頃からそれで磨く習慣をつけておけば、なんの問題もないらしい。
しかし、ネコは口を触られるのが大嫌い。
口のすぐ下のアゴは喜んで触らせるのに、そこからわずか5ミリ上の口を触ろうとすると、ものすごい勢いで逃げる。
逃げるだけならともかく、家具のすき間とかに入って出てきやしない。
歯を磨かないならば、10歳頃から大量の歯石が歯にくっついて、歯がグラグラになってくる。
そしてヨダレの洪水。
でも、グラグラの歯が抜けたら、ネコ当人もスッキリした顔をする。
そして、15歳にもなると全部の歯が抜け落ちて歯の老化問題からは解放され、歯無しでも平気な顔をしてキャットフードをガツガツ食う。
ネコも歯が動いている時が一番ツライのかもしれません。