テレビ寺子屋という番組で、旭山動物園元園長の小菅正夫さんが、ニホンザルの話をしてました。
サルの社会には秩序があって、ボスザルを中心に、まわりにメスザル、子供ザル、若いオスザルがいる。
コレって、皆が仲良くする仕組みなんだそうです。
よくサル同士ノミ取りをしている風景を見かけますが、朝から晩まで、あいている時間はずっとやってイル。
「気持ちがイイかい?」 ・・・・「気持ちイイよ。」と、努力している。仲良くするため。
メスの集団のまわりに、子供の集団。
子供のグループのサルが同じ年のサルとルールを守って遊ぶ。
子供のサルはトラブルばっかり。
ケンカしてもいいよ、でもこれ以上やったらダメよ。
ルールを破ったら、親としてじゃなくて、ムレの一員として注意する。
親がちゃんと育てるんじゃなくて、ムレが育てている。
で、小菅さん、サルに子育ての原点があると言っておられマシタ。
「子供は群れて、育てる」「社会が、子供を育てる」だそうです。