霞ヶ関の中央省で政策をアレコレやっている公務員のことを官僚と言うのですが、官僚ができたのは古代エジプトの時代で、もともと官僚たちはファラオ(王)の奴隷だった。
以前、あるジャーナリストが官僚についてこんなことを言っていました。
「官僚って大臣をどう扱うか、どう操るかなんてのもちゃんと考えてる。政治家と比較して、官僚が一枚も二枚も上っていう感じがするけど、これがそうでもない。
たとえば、通産省。
通産官僚は通産省ではいろいろできるけど、財務省には介入できないし、何もできない。
じゃあどうするか、というと政治家と組む。だから必要に応じて政治家が官僚を利用したり、逆に官僚が政治家を利用したりする。
今、官僚主導とかいかにも官僚が悪いというイミで一般に言われているけど、これはチョットかわいそう。
官僚は組み立てるのは得意だけど、国の方針を決める勉強なんてしてないし、そういうイシキもない。
官僚には、政治家をうまく働かせて自分がやりたいことを政治家にやらせよう、という気持ちがあるだけ。」だそうです。