ピケティさんという人がいて、その人が
調べて書いた本があって、どんな内容か
というと、「金持ちはずっとお金が増え
続けます。そしてそれは、個人が努力し
て儲かるようなレベルではなく、ずっと
増え続けるんです」という内容。
1600年に教会が調べた時、6家族のお
金持ちの家があって、その家族が現在ど
うなってるかその子孫を調べてみたら、
何と2000年現在でもいまだに金持ちで
した。
そして、額は増えていました。
社会というものは、金を持っている人ほ
ど得をする仕組みのまま、300~400年
続いているということ。
まぁ、ヨーロッパではそのようです。
お金持ちの人って、お金を移動すること
は簡単なようで、例えば年収1億円の人
が50%課税されます、となると、だいた
いの人はみんな外国へ行っちゃいます。
極端に言えば、お金を稼ぐ能力のある
優秀な人ほど日本からいなくなって、
外国からはお金を稼ぐ能力のない人が
日本に来るっていう社会になっちゃう。
すると国力が落ちてしまう。
社会保障などのサービスもできなくなる。
だからお金持ちに課税するってのは、話
はわかるんですがやるとなったら難しい。
お金には羽が生えていて、世界中、居心
地のいいところに飛んで行ってしまいま
すからねぇ。
自民党はその辺のところを目をつぶって
くれてますから、お金持ちの人は自民党
が好きなんですかねぇ。