大人: うわぁ、かわいいな~。赤ちゃん
なんて、まだ何もできないけど、
それがかわいいんだよなぁ!
赤ちゃん: 何もできないだと?ふざけん
な!オレたちの能力なめてん
だろう!
大人: 大人になったらいろんなことがで
きるようになるよ♡
赤ちゃん: はぁ?オレはなぁ、今だった
ら5ケ国語だってしゃべれる
ようになるんだぞ!
大人: 今が一番のんびりできる時期だよ
、大人になったらつらいことばか
り。
赤ちゃん: のんびりだと?オレの脳はな、
今、毎日毎日、超忙しいんだ!
大人: バイバイ!赤ちゃん時代を楽しん
でねぇ~~♡♡
赤ちゃん: お前のその平和な脳が羨まし
いわ!
「三つ子の魂、百まで」って、幼い時の
性格は老年まで変わらないっていうイミ
なんですけど、逆に言えば、小さい頃に
いろんなことが決まっているっていうこ
とでもあるんです。
小さい子供たちの脳の中では、いろんな
ことが起こっているんデス。
「赤ちゃんは才能があるから、もう小さ
い頃から英語漬け。日本にいても英語漬
けの教育をしてしまおう」っていう話が
ありますが、母国語を英語にするのなら
まぁいいと思うんですけど、でもそれじ
ゃあ日本語が使えなくなってしまう。
母国語を確立するのは、自分の頭の中で
言葉を聞く上で、すごく大切。
日本語で物事を考えたり、日本語で自分
の心を表現したりすることが大切だと
思うんです。
ワタクシは小さい頃から無理やり英語を
やらせるよりは、まずは日本語の本を
読め、読め、の「日本語読み聞かせ派」
なんデス。