5月の連休に、まるやまファミリー歯科
のショーウィンドウに鯉のぼりを飾りま
した。
道路の向かい側のマンションを見たら、
5階のベランダにも鯉のぼりが気持ちよ
さそうに泳いでいます。
鯉のぼりは男の子の成長を祝って飾られ
るもので、「健やかな成長と立身出世を
願うイミ」が込められています。
鯉って、沼や池のような清流以外の場所
でも生きられる、丈夫な魚。
そんな鯉の性質から、難関を鯉のように
突破してほしいとか、逆行でも頑張り抜
ける強い人に成長してほしいという願い
が込められているとか。
中国の山奥には、登り切ると竜になれる
という「竜門」という滝があって、たく
さんの魚が竜になることを目指しこの滝
を登ろうとしましたが、残念ながら登り
切れる魚はいませんでした。
そんな中、立派に登り切った魚がたった
一匹いました。
それが、鯉。
鯉は竜門を登り切ると、竜になって天へ
昇っていきました。
まさに立身出世のストーリー。
ワタクシの弟に息子がいまして、その子
、小学生の頃、5月が近づくと毎朝なぜ
か家の前にある畑の鯉のぼり塔に行く。
鯉のぼりを上げに行っていました。
夕方になると下げに行く。
本人、何のために鯉のぼりの上げ下げを
やっているのか、サッパリわからない。
でも「オレの仕事だから」と言っていま
した。
どうやら、この前亡くなったジイさんが
、家を継ぐ予定の孫の立身出世と健康を
願ってこの仕事をやらせていたらしいん
デス。