鳥が見ている世界は、ヒトが見ている
世界より、もうチョット複雑という話を
聞きました。色が。
それがどういうものか、ワレワレ人は
3色だからわかりません。
鳥は4色。目が。
網膜にそれだけの種類の細胞があるそう
で、ヒトに見えない紫外線も見えるそう
です。
で、ヒトは何で3色かというと、いろい
ろ話があって面白い。
3色なのは、サルのような霊長類。
ネコやイヌは2色。
ホ乳類は本来2色で、霊長類のヒトや
サルの場合、間にひとつ波長が入ってき
た。進化の過程で。
これはヒトの「顔色の変化」を見るのに
ピッタリ。
ヒトやサルは社会的な動物。
顔色を読むのがなぜ大切かというと、社
会生活上欠かせない。
「顔色をうかがう」と言いますもの。
もう一つは、子どもが具合悪くなって
「顔色が悪い」とか、命の危険も関わっ
てきますからね。
花があんなに赤・青・黄他で色とりどり
で鮮やかなのは、もしかしたら4色持っ
ている鳥に猛烈にアピールして、花粉を
運んでもらうためなのかもしれません。