哲学者カントの散歩

散歩するカント

 

毎日毎日、同じことを繰り返す。
同じことを繰り返していると、自分の中
で「アレッ?」という変化がわかります。

昔、300年くらい前のプロイセン(ドイ
ツの旧国名)の哲学者カント、まぁ、
「純粋理性批判」などで有名なケーニヒ
スベルク大学哲学科の教授なのですが、
このカントが大学で教えていた時、毎日
ぴったり決まった時刻に散歩していたも
んだから、通り道の家はカントが通る時
刻に合わせて家の時計を合わせたそうで
す。

カントにしてみれば、昨日と同じ時間に
同じ場所を通過した時、「昨日とまった
く同じことを考えているはずなんだけど
、何だか昨日と気分がかすかに違うなぁ
」ということがたまにアル。

そんな時、それが手がかりになって新し
いアイデアが生まれるんですって。

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