朝起きてテレビニュースを見たら、首里
城が燃えていた。
大変なことになった。
とりあえずケガ人はいなかったので、
よかった。
こんな大事件が起こると、差別意識や
偏見が表面化して、地下に潜っていた
グループが攻撃に向かう。
何もないことを祈ります。
ところで、首里城は那覇の街の中にある
から、平城?と思われる方がいるかもし
れませんが、実は山城。
ちょっと小高い丘の上にあります。
そこにつくられたのが、15世紀前後。
昔むかし、滋賀県の伊吹山近くに小谷
(おだに)城という難攻不落の巨大山城
が山のてっぺんにありました。
まぁ、要塞です。
中世は弓矢が戦い方のスタンダード。
山のてっぺんに城を築けば勝てました。
でも、時代が代わって信長の時代になる
と、最新テクノロジー(鉄砲、土木技術
)が戦いの主流に。
当時最強の小谷城も、家来の秀吉の手に
よって落ちた。
まぁ、買収工作もあったようですケド
・・・。
それ以来、誰も山の上に城なんかつくら
なくなりました。
だから、中世までは山城。
近世(江戸以降)は平城。
首里城は信長の時代より前につくられた
から、低いところにあったんですけど、
山城だったのです。