最近、インターネット専業や流通系といった、畑違いの業種から新規参入銀行が住宅ローン市場に入ってきた。
前者は住信SBIネット銀行、後者はイオン銀行とかソニー銀行とか。
銀行に行かなくてもネットや郵送で簡単に手続きができる。
昔、教科書に出てたけど、岩崎弥太郎が海運業で儲けて、国から銀行のライセンスをもらった。
そして三菱銀行をつくった。
住友は銅の鉱山で儲けて住友銀行を、鴻池は金貸しで儲けて三和銀行をつくった。
純粋に銀行としてスタートしたのは、渋沢英一の第一銀行くらい。
あとは全部、商業、鉱工業から入っている。
その当時、いちばんバランスシートのしっかりしている会社が銀行のライセンスをもらってたわけで、そう考えれば、この時代、最も経営力のあるところに銀行をやらせるのがいいのかもしれません。