患者のH山さん(仮名)、歯周治療をしているのですが、いつものように歯ぐきに表面麻酔と浸潤マスイを打ってマスイが効くまで3分くらい待ってもらっていました。
その間、H山さん(仮名)、写真のホーンタイプのアンティークCD&ラジオ(デジタル式)と棚の中のCDを、珍しそうにずっと凝視。
「何か気になるものを見つけましたか。」と聞いたら、「このアンティークオーディオのスピーカーは真空管ですか?いえね、私の知り合いで真空管のスピーカーを作っている人がいてネ。真空管のスピーカーって、デジタル式のものよりも音がふくらんでいいんですよ。私も札響のクラッシックコンサートにはよく行っているものですから・・・・。」我々ドクターは、目の前の患者さんの口の中を改善するのがおもな仕事なのですが、患者さんのひと言、ふた言を聞くのも楽しみのひとつなのデス。