【続きです】
チンパンジーって人類と祖先を同じにし
ているヤツらなんですが、あいつらは動
物園で見ていると、1日中ダラダラして
います。動物園に閉じ込められていれば
何もすることが無いからダラダラしてる
んじゃねえ?と思っちゃうんですが、違
うんですよ。

動物園のチンパンジーはダラダラしている
彼らは昔から森の中にいても、1日中ダラ
ダラしてるんですよ。なぜかと言うと、
チンパンジーは生の食材を食べる。生の
ドングリとか生の肉とか。1日24時間で
彼らは5時間咬まなければなりません。
消化する為に1日5時間咬む。そのため腸
が物凄く長くなる。

チンパンジーは森の中にいてもダラダラしている。
ところが、食材に火を通せば食事の時間
が極端に短くなる。ホモ・サピエンスの
主食となる穀類も火で調理すれば、短時
間で消化できるようになる。それに火で
調理すると食材の中に入っている寄生虫
や病原菌も一応退治できるわけですよ。
スゴイんですよ、火ってヤツは。

火で調理すると食材の中に入っている寄生虫や病原体も一応退治できる。
火で調理した食材を食べるとどうなるか
?消化が早いんですよ。なので、長い腸
はいらない。腸がだんだん短くなってい
くんですよ。火を使うと、腸がだんだん
短くなっていく。

火を使っているとだんだん腸が短くなっていく
人類の巨大な脳はエネルギーを物凄く使
うし、腸も消化するためにエネルギーを
物凄く使う。だから腸が短くなるだけで
、その分、脳にエネルギーがプラスされ
て、人類は行動範囲が物凄く広がっちゃ
った。

腸の消化するエネルギーが少なくなるので、脳の使えるエネルギーが増え、人類は行動範囲が広がっちゃった
【またまた、続きます】