ホモ・サピエンスは、道具の次に火を発見した(上)

ホモ・サピエンス

人類は600万年くらい前にサルから枝
分かれして類人猿になりました。そし
て250万年位前に人類に進化しました。
人類って言うのは、ホモ・何チャラと
いう奴らで、そういうのがバババッ!
と出て来た。

ホモ・ネアンデルタール人

大きな事件としては、そのうちかなり
の数、ホモ・サピエンスだけじゃない
んですけど、ホモ・ネアンデルタール
人もホモ・エレクトスも石器みたいな
道具が使えました。そのうち、火を発
見して使うようになった。だから火を
使えたのはホモ・サピエンスだけじゃ
!とか言っているのはアレ、間違でし
た。

昔から教科書に載っている上の絵・図はどうも間違いらしい。

250万年前になると、いろんな人類が
いっせいにバアッ!と出て来たんだけど
、全て脳が大きかったし、石器文明をみ
んな持っていたので、道具も使えた。火
の発見は170~20万年前。

250万年前になると、ホモ・何チャラというのがバババッ!と出て来た。

じゃあ火が発見されるまで人類は一体何
をしていたかと言うと、何もしていませ
んでした。脳が大きくて石器が使えてそ
れでもみんなでダラダラと生きていた。
狩りで捕まえると言っても、主に虫とか
そんなのばっか。あとは動物の死骸とか
木の実、キノコなんかも食っていた。食
物連鎖で言えば、中の下か真ん中あたり
の地味な生物でした。

火が発見されるまで、脳が大きいだけで、石器を使って、ダラダラ生きていた。

ところが、火が使えるようになった。こ
れが大きな変化なんですよ。火を使った
のが170~20万年前だと何でわかるのか
と言うと、火を使う種族はドンドン腸が
短くなっていく傾向があるんですよ。

火を使うと、腸の消化が早くなり、長い腸は必要なくなった。だから腸がだんだん短くなった

火はスゴイんですよ。火は発明じゃなく
て、発見なんですけど、まずライオンな
んかの捕食獣。人類はこれに対しては殆
ど対抗策がなかったんですが、火を使え
ば追っ払うことが出来ることを知った。

火を使えば、ライオンなんかの捕食獣も追っ払うことが出来た。

あと、森とか茂みを焼き払うことができ
る。焼け払った森の中には焼けたドング
リとかいろんな食べられるものが落ちて
いるんですよ。おまけに茂みとか通れな
かった部分を近道にして通ることができ
る。

火を使えば、森や茂みを焼き払うことが出来て、焼けたドングリも食べるコトができ、土地も手に入った。

火を使うというのは、今でこそ当たり前
のことですが、当時は画期的な出来事だ
ったんですよ。何よりも大きかったのが
、食べれなかったものが食べれるように
なったこと。大きくて食べにくかったも
のが食べれるようになったんですよ。

火を使えば、大きいものでも食べれるようになり、腐ったものでも何とかなり、寄生虫・病原菌も死滅して腹を壊さなくなった。

 

        【続く】

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