先日、自民党総裁が石破さんに決まりま
した。おめでとうございます。財務省、
喜んでるだろうなあ。『ようし、これで
消費税、15%に上げ易くなったぞ!』
とか。まあ、自民党総裁は何も起こらな
ければ、そのまま総理大臣ですから。
気のせいか、1回目高市早苗氏がトップ
に立った時、日経平均株価がグーンと伸
びて、決戦投票で石破茂氏が高市さんを
破って自民党総裁に決まった時、株価が
急降落しました。マーケットがそう評価
したんです。
20年以上前の自民党総裁選挙でもすっ
たもんだありました。小泉純一郎氏が自
民党総裁になった時の話です。
小泉純一郎さんって、郵政民営化したん
ですよ。郵便貯金って、当時世界で一番
大きい金融機関でした。当時、政府が郵
便貯金を使って、いいろんな所に建物を
建てて、いろんな投資をして、回収でき
ないということになったんですよ。
かんぽの宿とかね。
ホントは赤字なんだけど、金があるから
、表面上何も見えなかった。で、小泉さ
ん、郵便貯金を政府が民間から借りると
いう形にしたほうが、まともな経営出来
るんじゃねえ?ということで、郵貯を民
営化にしようと考えたんですよ。
まあ、郵便貯金は国民のもので、国のも
のじゃねえ。勝手に使うな!ってことで
す。
すると、自民党の中の郵政族が大反対。
『オレたち食いっぱぐれちゃうじゃん!
オレたちの利権がなくなっちゃうじゃん
!イヤだよ。』
でも、この頃、自民党は支持率が低くて
これを高くするには小泉氏を自民党総裁
にするしかねえ、という事で、党員が小
泉さんを押したら、小泉さん、ホントに
自民党総裁になっちゃったんですよ。
【続く】