忘れてしまう記憶・覚えている記憶(後半)

焼肉パーティーの記憶

   【続きです】

シナプスが記憶にいい状態の中、変なノ
イズを伝えていないかを見分けて,配線
がいつもいい状態を作っていくのがグリ
ア細胞の役割。

配線がいつもいい状態を作っているかみわけるのがグリア細胞の役割。

記憶の鮮明さとあいまいさを決める星座
の線の太さは、シナプスやグリア細胞の
働きによって刻一刻と変化してるんです

グリア細胞のグリアはもともと語源は
グルー(のり)なんです。最初は神経細胞
と神経細胞のスキマを埋めているただの
ノリに過ぎないって風に思われていたん
ですが、実は記憶の形成に関してスゴク
重要な役割を果たしていることが分かっ
て来たんですよ。

ある程度、頭に入れたら、しっかり寝る。

グリア細胞はシナプスを食べるという事
でしたが、一部分をかじり取るんですよ
。細胞の中に取り込んでしまって、消化
してしまう。
まあ、これを、『貪食(どんしょく)』って
言うんですが。貪欲に食べることで、余
計なシナプスを取って行く。

グリア細胞が要らないシナプスを食べ、記憶を消す。

すでにある回路を取ってゆき、ホントに
大切な所だけを残す。いわば、『忘れる』
。忘れるというのは、余計なものを外し
て、洗練させること。記憶を強化するに
は、この線を太くすればいい。

記憶を強化するにはこの線を太くすればいい。

実は記憶っていうのは、寝ている時にリ
プレイする。だから、ある程度記憶した
ら、しっかり睡眠を取ればいい。徹夜す
るよりも、寝たほうがいいんですよ。

       おしまい。

 

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