長い間、地元英国選手は勝てなかった、
歯には全く関係のない、スケールの大き
な話です。
”ウィンブルドン現象”って、テニスの4
大グランドスラムのひとつ、「ウィンブ
ルドン選手権」で、開催国期待のイギリ
ス選手が全然優勝していないことを皮肉
って言った言葉です。
だけど他に、実は外国人を受け入れたこ
とで繁盛するというイミにも使われるん
です。
と、元財務大臣のT中平蔵(仮名)さん
が言っておりました。
例えば、イギリスのロンドンのシティに
は外国の銀行がたくさん並ぶようになっ
て、イギリスの銀行は負けちゃった。
でも結果的には、シティはアメリカのウ
ォールストリートを上回る金融街になっ
て、そこでの雇用が増えたとか。
確かに、昔、日本がバブルの時、日本の
企業みんな労働賃金の安い中国に工場を
作った。
バブルが終わったら日本企業はみんな引
き上げて、今その工場を中国人が使って
います。
まぁ、空港とか工場とか高速道路とか球
場とか、インフラってのは外国に投資し
てもらって一番嬉しいもの。
だって、引き上げる時に一緒に海外に
持って帰ることができませんからねぇ。